2017年5月7日日曜日

(遅ればせながらまとめ) ちはやふる2016年冬weekと2017お花見オフ会




標記の件について、
遅ればせながら取りまとめを以下に記録。


個人的には年末年始~年度末&新年度始期という
オフィシャル的に少々多忙となる時期に
ちはやイベントが重複してしまったため、
ここにきてようやく情報整理することができた次第。


今となっては遅すぎの感はあるのですが、
とにりあえず、記録しておきたいと思います。



■ ちはやふる公式イベント「冬week」

2016年度12月初旬に行われた冬week。
新のバイト先(という設定)である
「勝義書店」にて開催された「綿谷新ギャラリー」。





ギャラリー内はまさに “新祭り” で、
彼にまつわるよりすぐりのシーンの複製原稿と
カラー複製原画が展示されておりました。
(なお、ギャラリー内はお写真OKでした。)







 







(個人的に好きなシーンを抜いてみました。)



   (たいちー!ちはやー!)

 
  (よろしくお願いします。)


商品化したいキャラクター投票も行われており、
当方、勿論ムラオさんに熱き一票を投じまして、
付設のノートに



「ビジネス用ムラオデザイン&カジュアル用新デザインの
 兄弟弟子仕様眼鏡フレームの商品化を熱望」



の旨を記載しておきました。



   (ムラオさんに一票。)



そして 、
何をおいてもこのギャラリーのイチオシは
「綿谷新からのプレゼント」 だったものと思われます。


       (コレ↓)


















119首における例の台詞を、
しかもあの場面をイメージした小部屋で
聴かせてくれるという趣向のこの企画。








           (妄想…)

これほどまでに機密性の高い個人情報を
まさかの一般公開という現実世界においては

罰ゲーム以外の何ものでもない方法で
晒される高2男子の人権はいずこや…!?

…という同情さえもあっさり棚上げして、
我らはバッチリ彼の告白を拝聴させて頂きました。


…いや…
ホント………すまん…新くんよ。


そして後日
このプレゼントを体験された他の方とも
お話していたのですが、
通常の新ボイスよりも若干低めの声でしたよねと。


これを言葉で説明するのは大変困難ではあるのですが、

彼女を慕わしく思う気持ちが彼の身体の容積を超えて
まるでじぶんの全てを差し出すかのごとく

身体の芯から発せられたような……とでも申しましょうか、

熱を含んだオトナの男を感じさせる声でした。

(……高校生相手にどんなたとえだか。)

勿論、台詞は福井イントネーション。
(方言男子の破壊力たるやもう…)


いやはや、これは大変よき企画でした。

しかし新の “コレ” を聴いてしまったら

アニメ3期を期待せずにはおれませんですね。




 
■非公式オフ会「あわらお花見会」


4月初旬、あわらの桜の開花に合わせて開催されたオフ会。
地元及び各地からあわらの地に有志さんが集合いたしまして、
ちはやふるゆかりのスポットを巡り、


その後イベントスペース「a-cube」さんで
百人一首ケーキや持ち寄り土産を頂きながら、
ちはやふる談義に花を咲かせた次第です。

とても楽しい時間を過ごすことができました。









※なお、これまで「a-cube」さんのアカウントで
  Twitterから発信されていたちはや関係の
   様々な情報につきましては、2017年6月以降、
   「非公式ちはやふる あわら市民委員会」さんから発信されます。

  フォローはこちらから → https://twitter.com/awaratihayafuru
 



地元外の参加者さんとはその夜
「グランディア芳泉」さんに宿泊、温泉を堪能し、
翌日はあわらでは何度もお世話になっているHさんに
福井市内をご案内頂きました。


(Hさん、毎回本当に有難うございます。m(_ _)m)



こちらは
原作の「再会の土手」のモデルとなっている桜の並木。






こちらは
映画の「再会の土手」のモデルとなっている桜の並木。







そして福井市内に所在する
「こども歴史文化館」で行われていた

『名人展 ~ かるた王国ふくいのちから ~』も
見学させていただきました。


















 
こちらでは川﨑名人と三好準名人の人となりや戦歴、
そして福井県と競技かるたの歴史などとともに、
様々な種類の百人一首かるたの展示がありました。











中でも我々が目を奪われたのが、
光琳かるた(複製)のZ軸浮上展示!
         

          (コレ↓)










 
これはもう学芸員さんが
確実にちはやふるの連載読者であるね!と
現場で盛り上がった次第です。


(ちょうど180首が掲載されて
 間もないくらいの訪問でしたので。)




オフ会に参加されました皆様、

ご協力まことにありがとうございました。

そして、
現地ではいつもご親切にご対応下さいます

Hさんに再度感謝を申し上げます。


以上、
簡単ではありますが記録まで。








2017年4月30日日曜日

(少々ネタバレ)ちはやふる180首所感




ちはやふる180首読了。

いよいよ東日本予選が本格始動、というところですが、
まずは女子組の展開がクローズアップされる様子。


(ドラマチックな何か持ち男子の活躍は今回お預け。(/_;))



本予選における千早の緒戦の相手は、
冨原西の速水さん。

彼女の武士級のキレの良い取りと所作、
そして艶のある黒髪と切れ長の目元という風貌は、


新不足の読者にとっては
「速水さんふりかけ」で「新くんご飯」が3杯はイケる的
オイシイ画面構成であったものと拝察いたします。


実際、
千早も速水さんふりかけで
あらた飯を食しておりましたね。




( ´-` ).。oO (きれいな渡り手を見ると、思いだしちゃうな…)



自らの手で絶賛藻塩漬け中の男子を想起して
ほんのり頬を染めるかるた馬鹿18歳JKの図…(カワ)。



------------


それはさておき、くだんの速水さん。


じつはオトモダチをつくるのが上手くなかったとのことで、
幼き頃より一人で世界に没入できる書道に精進していたところ、


祖父宅で偶然目にした
光琳かるたの絢爛さと流麗なる書にすっかり魅了され、
高校生になって誘われるがままに競技かるたの世界へ…、
…という異色の道行きを経ていたとの由。



しかも絵と書の違いこそあれ、
奇しくもかるたとの出会いの第一声が



「かわいい…♡」


とは、某クイーンに並ぶ札偏愛ぶり。


その上、
札との繋がりが



「(句のひと文字目の)第一画目」


とか言って、
もうその時点で他のかるた馬鹿の皆さんが
とうていついていかれない次元にいるという、 

それこそ“ドラマチックな何か持ち()” を予感させる
奥深さを秘めている模様…。



(個人的にはどちらの札の一文字めの
 一画目なのかというのも気になるところ。
  上の句の一文字め? 
 それとも順当に下の句の一文字めなの?)



いずれにしてもユニークが過ぎて
ある意味変態的ですらある彼女のこのかるた特性は、


しゅっとした男役ヅカガール的外観とあいまって、
ここにきてギャップ萌え必須なナイスカルターが
投入されてきたなあ、と。
(めぐむたんに次ぐ逸材だな。 )
御馳走様です。


また、
経緯の詳細は不明だが、、
なぜだか翠北会のユーミンさんが
速水さんをピンポイントで気にかけている、
ということが今回語られておりましたが、


元クイーンの目からしても、
速水さんの戦法は何かこう…∑( ゚д゚;)ハッ! と
思わず目が奪われてしまう
独自性の高いものなのでありましょう。



それとともに、
ユーミンさんが「指導者」としての立場で
他会の後進に積極的に関わっている姿にも
ぐっときた次第。


翠北会の面々は、
会員同士の結束が固くて
仲間ををとても大事にする一方で、


誰れ彼れとなしに面倒を見ずにはいられない
陽性のお節介要素も合わせ持っているようで、
(西田くんなんかまんまそうだ)

主催者である北野先生の江戸っ子気質が
よい意味で会に色濃く反映されているな、と。


こういう
“カルターみな兄弟”的懐の深さを持つ会こそが、
かるた界に潤いを与え、豊かにしてくれているのだろうな。
素敵なことだ。



---------------


一方、
速水さんと対戦中の千早はといえば、
試合に臨むにあたっての
心身の準備不足を、東日本予選という、
今期何をおいても集中して臨まねばならない
最重要トーナメントの、しかも緒戦本番にそれを思い知っている、
という体たらく ―。


これがクイーンと頂上決戦での再戦を誓い合った
人間の態度であろうか?…と、
当方少々モヤっとした次第。



このエピソードは、
目の前の出来事に心がとらわれ過ぎて
本筋がお留守になってしまう
“猪突猛進の反作用” が千早の弱点のひとつであることを
再提示した態なのだろうと理解しているが、


こういう態度を表に出してしまうのは
対戦相手である速水さんにも、
そしてその先で今度こそ約束が果たされることを
信じて待っている詩暢ちゃんにも
大変失礼でありましょう。



故に速水さんが千早に対し、
同情の余地をはさむことなく、




「(絆創膏なんか試合中の今)持ってません。」




と武士らしく一刀に伏したのは、
いたってまっとうな反応であったと思うよ。



しかし、このやり取りのおかげで、
自らのやらかしを自省した千早。


あらためて速水さんの
奇天烈な札との繋がりを前にして


“ちょ…ナニコレ、
 この子のかるた、めっちゃ、変!”


と、「かるた超楽しいモード」のスイッチがオン、 
途端にゾーン入りして、
「Z軸札浮上理論」を展開するという驚愕の切り替えっぷり。



これまでの、
「色がついて見える」から 「浮いて見える」…と、
札認識の方法が変化した千早だけども、

このような状況を目の当たりにすると、

“超人的な札認識能力”が備わってくることこそが
一流選手のサイン、というような感じがして、
君らはドラゴンボールの人かよ!…ってなる。



今のところ、
このような第六感的表現で札との繋がりを語っているのは
一部の選手に限られているけれど、

(ex. 周防さんの“音に色”、詩暢ちゃんの“糸”と“小人さん”、
   速水さんの“一画目”等。)


聴力、視力、記憶力及び
その情報出力装置としての身体運用能力という、
五感及び既存スペックの特化という表現内にとどまっている人々
(ex. 猪熊さんの“聞こえたら取る”、新の“超加速”等。)も、
そのうちこんなふうに語りはじめたりするのだろうか…。


(まあそれはそれで、興味はあるのだが。)



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さて、
次回181首までは少し時間があいておりますが、
この間に続編実写映画の新キャスト発表があったりと、
ちはやふる近辺が再びじわじわと熱くなってきておる様子。



個人的には漫画本編と映画のエンディング(=“結び”)が
はたしてシンクロするのか、しないのか、という点と、


映画のみの新キャラ「我妻伊織」ちゃん
(@清原果耶(ライオンのひなちゃん役もやってます))の
からみっぷりが、新と千早にどう影響するのか、という点が、
非常に気になっているところであります。





2017年3月26日日曜日

(少々ネタバレ)ちはやふる179首所感



179首、読了。

今回は田丸兄が久々に登場しておりました。

相変わらずのウザさに安定の三下悪役ぶりだな!と、
安心したのも束の間、

早速ドラマチックな何かを持っている男子の
餌食にされかかっていて、
お可哀想であることこの上無しだよ…と。

---------


さて、
このたびの179首のキーワードは
「解像度」、でしょうか。


太一はこのことを
音や目の「解像度が上がる」というふうに
表現していたけれども、

これは、
周防式感覚の研ぎ澄まし法の訓練の賜物、

ということの他に、

これまで彼が自らに強制的に課してきた
“こうであるべき正しきじぶん”
という箍をはずしたことで、


元々じぶんの周囲に存在していたものやことを
新鮮かつナチュラルな状態で
情報感受できるようになったことから

そのように感じられるようになったのでは、と

つまりこのことは、
それだけ太一が長い間
強力な精神的抑圧下にあった、
ということの左証であって、


“こうあるべき”に基づいた必要情報しか
見聞きしようとしてこなかったことに対する
「自由の反作用」
が、彼の能力の底上げを
もたらしたのではないか、
という、推測。


--------------



そして、もうひとつ、
179首ラストページの、
あの思わずおぞけをふるうほどの
鋭く眩惑的な美しい太一の面立ち ―。


これが

ストレイシープから狩る側へと転身を遂げたことで
彼が初めて実感できた
“心底の解放感と喜悦”に由来するものなのだと思うと、
それはそれで少々複雑な心持ちにはなる。

だが、
じつはダークサイドに親和性が高かった彼の属性が
ここにきてようやく水を得ることができたのだとしたら、
それはそれで「よかったね」と、寿いでおくしかないだろう。


    * * *


病院経営者の長男として家の体面を保つべく

常に一番であり勝者であれと強いられてきたこと、

そしてそれに応えてきたという強い自負が
突如現れた地方少年により
アッサリと打ち砕かれてしまったこと、

しかもその当の本人に
じぶんの卑怯さを知られてしまったこと、

その上好きな子のそばにいるために
かるたを続けているという自己欺瞞を抱えながら
良き部長を演じてきたこと、

更にはそこまで努力してきたにも関わらず、
好きな子には男として承認されず、
じぶんにこのような思いをもたらした
地方少年には未だかるたで勝てないという現実…。



     * * *
                                       
                                        

こうしてあらためて
太一の抑圧の根源を取り出してみると
不憫極まりないが、

このような闇過去を突破するためには、
やはり“じぶんの中のいい子殺し”が
いちばん手っ取り早かろう。

ゆえに、いい子殺しの上、
彼があっさりと「悪役」を自認するに至ったとしても、
これはもう仕方がないことであるな、と思うよ…。

(一旦自己憐憫に陥ってしまうとその甘美さが 
 ますます悪を美しくみせてしまうだろうし、 
 今の彼がそれに酔ってしまうのも
 もうお約束の道理としか…。)



--------------


とはいえ、
かるた界の最高位者と戦う権利を得るために
持てる力の全てを賭けて
真剣勝負を挑みに来た人間が集う

この東日本予選という一大イベントにおいて、



“楽しいな、 
 勝ちにきたんじゃない、
 皆を翻弄しにきたんだ”




…ってさぁ…。

そのもの言いは
この場に居るかるた馬鹿の皆さん全員を
本当の意味でバカにしているよね?!
キミはいったいぜんたい何様のつもりかね?!
今すぐかるた馬鹿の皆さんに謝まれやあぁぁぁあ!

……と直情的に思ってしまったけど、


それくらい尊大かつ傲慢な言葉が
スルッと自然に出てくるようでなければ
周防皇帝の闇魔法を直系で受け継ぐことを
彼から許されはしなかったであろうな、とも。



太一というキャラクターは、

「青春の不条理」を一身に背負わされて
可哀想にも程がある、という見方もあろうかと思う。

けれども、
かるたを己の欲の達成手段として利用してしまった、
というじじつからは決してのがれられないし、

そうしてしまった時点で
残念ながら千早や新や詩暢ちゃんの側とは
一線を画す立ち位置に配置されるしかない運命だったのだ、
と理解するしかないのだろう。


しかしだからといって、
罪と罰の論理によって
彼は救われてはならない、という理屈に持ち込むことは、
強引に過ぎると思われる。


末次先生のお考えは
我々が推し量れるレベルのものではないけれど、

純粋さによって切り開かれてゆく未来と、
打ちのめされ迷走しながら切り開かれてゆく未来、

このふたつの対比と並走が
ちはやふるにドラマを与えている源なのだとすれば、

今は手段の違いこそあれ、
しかし彼等が行き着きたいと願うゴールは同じ場所であり、

だからこそ後者に属する太一がゴールに到達した時には

「救い」がもたらされるような仕掛けが
組み込まれていているに違いない…と思っていたい。

そう思っていないと、
次号から本格的に始まるであろう


「ちはやふるウォーズ エピソード3 /太一の復讐」


見届けるのがちょうしんどくなる。

(…いや…これまでも何度か読むのが

 しんどいわ、と思うときはあったのだけども…。)


太一がダークフォースに魅了されてしまった今、


がらんどうを埋めるために
リア充カルターの情熱を喰らうしかないニヒリスト革命軍と、
かるたに人生を捧じて惜しくないかるた十字軍という
二項対立の構図はこれまで以上に
際立ちを増すことになるだろうけども、


最終的には
「勝敗=ことの正否」という次元を超えたところで
両軍が歩み寄り、妥協点を探り、
中道の落とし所を見つけるような展開となることを
期待したい。



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最後に、

Twitterでフォローさせて頂いているお方が
ビラブ7号33頁、
左下段の
太一の横顔と目の表情がたまらない、

と仰っていたのですが、

確かに、このコマの太一には
惡の華が醸し出した強力な闇エロスを感じるな!と
深く頷いた次第。

もし、
振り返りのついでに

179首をご覧になれる機会がありますれば、
是非ともこのコマを再確認頂きたく!


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ではここで
告知をさせて頂きたい件があります。


ご縁を頂戴し、
この辺境ブログにお運び下さった

ちはやふるが大好きだ、というみなさまに、

近々開催予定のちはやふるオフ会をご紹介いたしたく。


ちはやふるについて
ぜひともリアルな場で語らいましょう、というこの企画。
みなさまのお運びを心よりお待ち申し上げております。


            ↓↓↓

【非公式】「ちはやふる」ファンお花見お泊まり会


■日時:4月8日(土曜)~4月9日(日曜)

   ※当日日中に開催される、非公式オフ会に参加されてから来られるよう、
    17時~17時半ごろにチェックインを予定しています。
    もちろんお仕事とかで遅くお越しになっても大丈夫です。


■場所:グランディア芳泉さま
   あわら市船津43-26
   
https://www.g-housen.co.jp/
   ※このイベントについてのお問い合わせを旅館の方にされますのは
    恐れ入りますがご遠慮ください。


■募集人数:計12人
       
※最低催行人数は男女各6名以上となります。
    仮に5名以下になった場合、団体プランの料金に代わって

    個人プランの料金が適用されるため。
    
         
     

■料金:18000円(予定)
      ※最低催行人数を満たした場合。

   仮に人数を満たさず
   一部屋4名・5名の場合、19000円
   一部屋3名の場合、20000円
   一部屋2名の場合、22000円
   
   となります。

       また、当日の宴の盛り上がり次第で飲料代がかさんだりした場合、
       ご相談・了解の上若干オーバーした分を割り勘いただく可能性があります。

   大変申し訳ないのですが、なにとぞご了承くださいませ。



■最終募集期限:3月31日
      
※この日以降にキャンセルのお申し出があった場合、
       旅館に対してキャンセル料が発生する恐れがあります。



以上、
よろしくお願いいたします。






2017年3月14日火曜日

(少々ネタバレ) ちはやふる177首&178首所感(ミニ)



前回の177首の所感を記録できなかったので、
178首とともにまとめ記録いたします。



さて、
前回の177首では、
須藤さんが「強さ」にこだわりを持つ理由が明らかになり、

なんだかんだ言いながらも
ステキなアニキではないかキミ好きや、と感心した次第。


これまではドSサイドばかりが強調されていたけども、

他人に厳しい以上に実は自らに厳しいこと、

そして、それこそがまさに
彼のカリズマの根源を為していること、


さらには、
意趣返しに他人のモノを平気でパクるやんちゃなところや、


かるた愛の大きさを
天邪鬼で隠してしまう青臭いところなど、


「ザ・須藤イズム」が満載で、
須藤さん好きにはたまらん回だったであろうな、と。


未来の競技かるた界を牽引するリーダーには、
まじめだけじゃないこれくらいの豪放さがあっていい。


きっと懐深い粋なS男になるね。

須藤さんは。
これは間違いない



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ということで、178首。


周防久志という男が何とも捉え難い…。

千早のことを「嫁…」て言うてたかと思えば
えげつないイケズで精神的に貶めた上にもう来んな言うたり。


つい先日も、
面と向かって「帰れ」って言うたところなのに
何事もなかったようにしれっと電車の中で絡んできて
千早の隣にふつうに座って馴染んでるし。


しかも、
須藤さんからちゃっかり千早の電話番号を入手して、




「東日本選手権がんばって。
 詩暢ちゃんと不尽の高嶺で待ってるよ。」





とかって、そのツンデレは何なのかね?


貴殿の言動の一貫性の無さには
まったく困惑するばかりだよ、ヒサシ・スオウ…。


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一方、
京都では詩暢ちゃんが伊勢先生に
あらためて明星会にはもう行かない宣言を発布。


ぬるい空気を許さざるを得ない今の明星会の現状を
自嘲とともに語る元師匠に苛立ちを覚える詩暢ちゃん。


大好きの気持ちの赴くままに
心からかるたを楽しみたかった彼女であったのに、

好きによって開花した類まれな才能が故に
友達と離れる(離れさせられる)こととなり、


更にはそれが故に
かるたに没入するしかなくなった、という顛末は、


決してじぶんの望んだ在り方では無い、という感覚が、
常に心の何処かでくすぶっていたのかもしれない。





「うちにはかるた楽しむより
 強くなる道しか選ばせてくれへんかったのに!」





じぶんからは厳しく取り上げられてしまったものが
他者には容易く与えられていることに対する憤りと、


厳格がもたらした孤独の中で
比する者無く濃密にかるたと向き合ってきた
最高位者としての矜持 ―。


その両極の感情の、
強烈なせめぎ合いの中から絞り出された
彼女のこの言葉の痛々しさには、動揺する。



抗いようの無いまま
全方位的な不条理の中に投げ入れられる残酷さは
世界に対する不信を生むけれども、


現競技かるた界の最強ツートップが
共に同様な境遇を経てきていることと、


彼らが頂点に君臨している世界に対し、
彼ら自身が心底の信頼をおけずにいることについては、
浅からぬ因縁を感じざるを得ない。


この呪いを解くのはいったい誰なのか ―。

ぼんやりと答えが見えてきている気はするのだが。

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とはいえ今回は、
詩暢ちゃんにかけられた呪いのひとつが
あっさりと解かれたことに、衝撃を受けている。


明星会に通うちびっこ、こころちゃんの、




「強い人と試合がしたい!
 どんだけ強いんか知りたい!」




という一言によって、
詩暢ちゃんの分厚いATフィールドが
一気に融解したのには驚いた。


個人的にはこの急転直下の展開を
うまく解釈することができなかったのだけども、


千早であっていいはずのこの役目を、
なにゆえ突如登場したこころちゃんが
負うこととなったのか ―。


もう少し時間をかけて考えてみたいところ。


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そして、
もう明日は次のびらぶの発売日…。


時間の経過が早すぎて、
身体も脳みそもついていけておりませんが、


何より2週間のペースで
本編を読めるのは嬉しいことです。




では、
前回もご案内いたしましたが、
ちはやふる関連のオフ会についてのお知らせです。


まだ締め切りには間に合いますので、
是非ご参加いただけますれば幸甚に存じます。


         ↓↓↓↓


■ 映画「ちはやふる」一気見上映会in渋谷 ■


○日時:3月19日(日)12時集合~17時30頃終了予定

○会場:カラオケパセラ渋谷店
     東京都渋谷区神南1-22-9
  
○会費:4000~4500円位の予定


参加ご希望の方は twipla からご参加の旨をお知らせ下さい。





■【非公式】「ちはやふる」ファンお花見お泊まり会 ■
 

○日時:4月8日(土曜)~4月9日(日曜)

○場所:グランディア芳泉さま
      あわら市船津43-26


      ※このイベントについてのお問い合わせを旅館の方にされますのは

        恐れ入りますがご遠慮ください。

○募集人数:計20人

         ※最低催行人数は男女各6名以上となります。
      仮に5名以下になった場合、団体プランの料金に代わって

      個人プランの料金が適用されるため、
      若干割高になります。
         
○料金:20000円(予定)


○最終募集期限:3月31日

    ※この日以降にキャンセルのお申し出があった場合、
      旅館に対してキャンセル料が発生する恐れがあります。



こちらのお泊り会については
当方も参加取りまとめを行っておりますので、
twipla                     
もしくは当ブログへのコメント欄にてご連絡賜れば幸甚です。
(おって個別にご連絡を差し上げます。)



以上、
よろしくお願いいたします。






2017年2月12日日曜日

(少々ネタバレ)ちはやふる176首所感



久々に本編を読めて嬉しい限り。

ざっくりと約3ヶ月ほどぶりなので、
前回どんなお話だったのかを
うっかりと失念してしまっておりましたが、
あらためて確認してみると、こんな感じでありました。

                                            
↓↓↓

千早が太一を自宅に引っぱり込んで、
かるた界最強ツートップTV特番を鑑賞、

生体学的見地からも
千早がクイーンになれる旬は今かもしれない…という
太一による説得力ある解説に一瞬怯んだ千恵子さん、

そこへすかさず

「クイーン戦と受験を必ず両立させるから!」
と、千早がズバンと宣言し…という流れ。
太一、ナイスフォロー。


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さて。

今回の176首では、
強くなる道を選んであらためて歩みを進め始めた
ちはたいあら3名の、 現在考えられる自らの弱点とは何か?
という事案が提示されていたけれども、


新が村尾さんから「白波会“的”なるもの」を
苦手としているのではないか、との指摘を受け、

メンタル耐性を含めた
いわば「戦術面」での精度強化が
近々の課題であると認識する一方で、


千早と太一は「聴力=感じ」を重視し、
多様な読手の発声を真似る、
或いは、
名人の一挙手一投足を完コピ(同化)する、
というアプローチによって、

繊細な「聴こえ」の感度の
底上げを試みようとしているのが興味深い。


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英語の詰め込みのために
シャドーイングを実践しているうちに、この訓練を積むことで
特定音声の繊細な聞き分けと取りの反応速度の向上が
期待できるのではないか、と予感した千早は、

全専任読手の音声データを
どうしても入手したいという欲望を抱き
周防さんにデータのコピーを依頼すべく
東大かるた会を訪れるけれども、
                                       

かつてあれ程こっぴどくゲスいいじめられ方をした人間に
あえて会いに行く、というのは
大いに勇気のいることだったはずだろう。
                                                                   
詩暢ちゃんをも超えて世界一になりたいと言い切った以上、
目的達成のためなら何でもやらいでか、という
彼女の決意はじつに堅いようで、

須藤さんに対して土下座も辞さず(しかも超速w)
周防さんにデータコピーの口添えをしてやるから
試合しろ、と言われれば、
仰せのままに、と東大かるた会3人衆(含む須藤w)と3連戦。


…しかし結果的には、



「一生懸命お願いすればたいていのことは叶ってきた?
 ………甘いよね。」




と、容赦無い周防毒の前に、あえなく撃沈。
                                                              
しかも音声データのコピーを分けてもらえるよう
口添えしてやるという条件で勝手に千早と試合することを決めた上に、
今すぐそんな試合やめろと言っても言う事をきかなかった須藤さんも、
ここでまとめて周防さんのお叱りを受けることに…。



このエピソードでは、
周防さんの“地雷”のひとつが明示されているけれども、
確かにこの千早&須藤さんの組は
周防さんをイラつかす筆頭タイプといえるかもしれない。


もう来んな、と言ったにも関わらずノコノコとやって来て、
苦労の末に
(それを苦労と感じていたかどうかは知らんけど、
全国巡って収集したのだろうし少なくともお金はかかってるよな)

収集した大切なデータを
何の対価も提示せずコピーして欲しいと言ってきたり、

しかもそんな他人の大事なモノを
勝手に賭けネタにして試合を仕切った挙句、
あたかもデータコピーの許しをさくっと引き出させることが
できるかのような軽々な発言をする、という、
                                                    
   
いわゆる、
自らの論理やら信念やらが極太で揺るぎないために、
押さえつけても挫けないし、
(根拠の有無はさておき)言動がとてつもなく自信に満ちてるし、
一度走り始めるとなかなか制動がきかないし…という、
周防さんの誘導や圧力をものともしない、強欲タイプ。


(とは言っても、こと“試合”となると
 これが別の話になってしまうのだよな…
 熱くて前のめりになってしまいがちな系ほど
 周防魔法に掛かりやすい傾向がある。)


特に千早のそれは、
かるたに対するイノセントな愛情を源泉としているだけに、
周防さん的には余計にカンに障るのかもしれない。
(なにぶんかるたが好きじゃない方のヒトであるゆえ。)

或いは心底絶望を経験した事が無い人間の放つ
“ぬるさ”に過敏になっているのか…。

いずれにしても
既に千早は周防的デスノートに書かれる側のヒトに
分類されてしまったようである。


以前は外見だけで嫁とか言うてたのに、
真っ直ぐな子は憎くて曲げたくなるという
周防さんのねじけた精神性とイケズっぷりたるや、
おとな気がなさ過ぎてもう…ホンマ、………すげぇ好き。



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一方、
太一はと言えば、
オリジンのじぶんから遠ざかりたいという意識もあって、
近江に謝罪に行って以来千早に会うことを避け、
周防さんとの「同化」に日々熱心に取り組んでいる模様。


曰く、同じものを飲食し、
同じリズムで行動することにより、
同化対象の感覚を自らの身体感覚として知覚させるのだという。


そんな太一が周防さんについてゆこうと考えるようになった
そもそもの発端は、

相手にミスをさせる、
そのことだけを考えるプレイスタイルを魅力的だと感じ、
それをものにしたいと考えたからだけども、


今となっては単なるテクニックの獲得先というのみならず、
闇を抱えたままかるたを続けてきたことに対する“共感”と、
そのようなじぶんのままでこの世界にいてもよいのだという
“赦し”を与えてくれた、


「存在の救い主」であり、

且つ、

「理想の到達点」としての畏敬の宛先でもある。


…ハズなのに、時折見せる太一の周防さん扱いは
結構ぞんざいだったりして、
何その斜め方向からの愛情表現萌えるわ、ってなる…。



しかも、
一時は君に付き合う義理は無いと言って
太一の接近を退けていた周防さんが
今では憎からず思い彼を手元に置いているのは、

かるたが好きでなくても
この世界に留まらねばならない理由があるという点において、
王道派に対するルサンチマンが
じぶんと共通していることを認識したからであって、

且つ、

その意味上で彼が
“相手をコントロールするかるた”を継承するに相応しい
「資質」を持っていると見込んだからに違い無く…

…って、それならアイスのひとつくらい
奢ってやったっていいのに留年先輩めけちくさいぞ。



そんなふたりの奇妙な「依存関係」が
( ← not 師弟関係。それは周防さん本人も否定している。)                                                                           今年の名人戦予選に波乱を呼ぶのは必至だろうし、

となれば、
やはり挑戦者決定戦のカードはあのふたりなのか?!
…ってなるよな。


いわゆる、
ダース・ベイダー VS ルーク・スカイウォーカー 的対立構図。


見てるのが辛いパターンだけども、
これは物語上避けては通れないのだろうな。



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それにしても、
今回は他の部員がいる前で
周防さんにガツンとやられた須藤さんが、
まさかの千早に共闘を持ちかけるという展開に
目を見張った。


須藤さんはどうやら周防さんのお宝をパクったっぽく、
もしかしてかるた以上のドS要求を
JKにぶっ込んでくるなんてことはきっと無いだろうけどもw、
ここにきてとても興奮する関係性が生まれたよ?
                                                                      
かるたバカ軍が勢力を拡大し、
互いの個性を交えることで新しい力を発見し、
それがさらにかるた界全体を面白く、
そして豊穣なものにしてゆく…。

その相乗効果の描かれ方に、今、

とてもわくわくしている。

それゆえ、
千早の「居心地のよい場所から出てゆく」、
「違うかるた会との練習」という言葉と、
村尾さんの「白波会的なかるたが弱点」という言葉の符合は、
“栗山先生の粋な計らいの再来”を予感させるのだが…。


いやこの際、
原田先生の計らいでもどちらでもよいので、

千早の南雲会修行を実現させて、
松林兄弟による新兄ちゃんイジリを
是非ナマ(=本編)で見たいものだ。

加えて村尾さんによる核心を突くツッコミにより
ぐうの音も出なくさせられる弟弟子の図にも超期待するな。

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早いもので
あと3日もすれば次号びらぶの発売日。

千早と須藤さん、
互いにどんな課題想定で試合に臨むのだろう。

まさか、
須藤さんの誘いに千早が乗らない、とか…ないよな?

いずれにしても、

次回は非常に興味をそそられる内容になること、必至。


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ところで、
ここで告知をさせて頂きたい件があります。


ご縁を頂戴し、
この辺境ブログにお運び下さった

ちはやふるが大好きだ、というみなさまに、
近々開催予定のちはやふるオフ会をご紹介いたしたく。


ちはやふるについて
ぜひともリアルな場で語らいましょう、というこの企画。
みなさまのお運びを心よりお待ち申し上げております。



■ 映画「ちはやふる」一気見上映会in渋谷 ■


○日時:3月19日(日)12時集合~17時30頃終了予定

○会場:カラオケパセラ渋谷店
     東京都渋谷区神南1-22-9
  
○会費:4000~4500円位の予定


参加ご希望の方は twipla からご参加の旨をお知らせ下さい。





■【非公式】「ちはやふる」ファンお花見お泊まり会 ■
 

○日時:4月8日(土曜)~4月9日(日曜)

○場所:グランディア芳泉さま
      あわら市船津43-26


      ※このイベントについてのお問い合わせを旅館の方にされますのは

        恐れ入りますがご遠慮ください。

○募集人数:計20人

         ※最低催行人数は男女各6名以上となります。
      仮に5名以下になった場合、団体プランの料金に代わって

      個人プランの料金が適用されるため、
      若干割高になります。
         
○料金:20000円(予定)


○最終募集期限:3月31日

    ※この日以降にキャンセルのお申し出があった場合、
      旅館に対してキャンセル料が発生する恐れがあります。



こちらのお泊り会については
当方も参加取りまとめを行っておりますので、
twipla                     
もしくは当ブログへのコメント欄にてご連絡賜れば幸甚です。
(おって個別にご連絡を差し上げます。)



以上、
よろしくお願いいたします。